ドイツ 英米ソは 日本以上に好戦的だった 唯一 中国のみが祖国自衛の戦いを続けていた 今 平和は平和な時代と言えるか プーチンの言を借りれば 自衛能力なき国家は省みるに足りず 領土 国民を束ねる権力機構を以て国家と言うなら 地球は不安定な国家が蠢いている 力の働きは予測出来ない 二十世紀との違い 人は戦場に向かわない 権力が戦場で人を殺すことはある 中国は戦争を選ぶだろうか ロシアは どうか 米国は 幾多の戦争を続けてきた シリア不介入 アフガニスタン撤退は 平和の選択か 中国は 台湾を戦争に依らず支配下に置くだろう 戦争に訴えず共 日本に影響力を行使するだろう 国家体制は 権力機構に関与する人へ利益還元する 民主主義権力 対 専制主義権力の闘いに未来はない 一般市民 対 国家権力の関係を変える 体制を離れる人を受容れる場所が新たな国になる 嘗ての米国 米国が厭戦 覇権放棄し生まれ変わるか 中国が変わるか 中国を後にする人が増えるか 国家を離れる民が向う先は 欧州か 日本か インドか 膨張の意思なき権力機構は 幾つもある 不安定な国家同士の関係が出来るか 移民の相互受容れ 既得権益大勢の乏しい地域が豊かになれば 地球人は 生活を守る ただそれだけで良い グラウンド０の先にある地政学は 無政府とは言わぬが警察権 軍事力不要の秩序 そこには 国籍も国境もない あるのは 人の営み
